その価値を十分に知られていない神の恵み:サーレップ

トルコで開発された飲み物

サーレップ(Sahlep)は、イスラム世界でワインや馬乳酒のようなアルコール飲料とともにその地位を獲得したノンアルコール飲料である。トルコ特有の、そしてアナトリアの伝統的な飲み物であるサーレップは、健康に良い影響があるほかに媚薬としての影響も知られている。サーレップの材料であるオルキスは、ロマンチックで美しく、華麗な花であり、その匂いや効用で、ギリシャ神話にも出てくるほど長年人々の関心を集めてきたラン科の花である。そのオルキスからサーレップが開発されたのはトルコである。オスマントルコ時代スルタンに奉られた精力剤にもサーレップが入っていた。

サーレップは普通冬場に飲む温かい飲み物だが、サーレップ自体に体をあたため寒さをしのぐ力を与える効用があるため、サーレップアイス(例のトルコアイス)として食べられることも多い。またミルクと混ぜて飲めば消化に良く胃を整えるほか、シナモンや生姜と一緒に飲むことで子供達に丈夫な体を与え、下痢を防ぐこともできると言われる。こういった理由でサーレップは医学の場でも使用され、トルコでとても好まれているのである。

 

翻訳:Wataru Ishikawa

情報源:http://m.milliyet.com.tr

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